福岡天神 オールドヴィンテージワイン会【福岡15会】

【初心者・お一人さま歓迎】「今まで経験したことのないワインの楽しみ方!」とお喜びの声を頂く、歴史ある上質の一本をじっくり味わい愉しむワイン会です。

目次:このブログにお越しいただいた皆さまへ

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はじめに

この『福岡天神 オールド・ヴィンテージワイン会【福岡15会】』のブログにお越しいただき、ありがとうございます。毎月15日に開催するから15会といいます。

あなたには「人生を変えた一本のワイン」がありますか?大切な人と一緒に記念日に飲むワイン、尊敬する人に薦められたワインなど、あなたにとって特別なワインは何か?

ではなく、、、本当にそのワインがきっかけで人生を変えたワインをインタビューしてご紹介するシリーズ。※福岡市と姉妹都市である「ボルドー」を中心としたフランスワインです。

こちらのブログでは、エクスプローラーズクラブ主催のワイン会に参加された方の、それぞれの「私の人生を変えた一本のワイン」をご紹介していきます。このインタビューが、あなたが『もっと』人生を愉しむ、その一歩になれば嬉しいです。

 

【インタビュー記事】※画像クリックで各ページを読めます

No.1「シャトー・マルゴー 1969」

河村 博光さん(会社経営)

No.2「シャトー・ラフィット・ロートシルト1874」

西川 徹さん(会社経営)

No.3「シャトー・タルボ1985」

守屋 真衣さん(ヨガインストラクター)

No.4「シャトー・タルボ1985」

齋藤 靖之さん

No.5「シャトー・ディケム2005」

佐藤 真人さん(古民家『萬五郎』管理人)

No.6「ルイマックス・ムルソー2014」

岩木 陽平さん(会社員)

No.7「シャトー・ラフィット・ロートシルト1976」

佐々木 光さん(会社経営)

No.8「シャトー・ラフィット・ロートシルト1874」

高橋 康代さん(矯正歯科医)

No.9「シャトー・マルゴー1969」

久保田 美弘さん(会社経営)

No.10「シャトー・ディケム1971」

小林 弥生子さん(会社経営)

No.11「シャトー・タルボ1985」

佐藤 基子さん(英語翻訳)

No.12「ボルドー五大シャトー2007年 水平ワイン会」

佐藤 美香さん(VIPコンシェルジュ・ブライダルBGMプランナー)

No.13「シャトー・ムートン・ロートシルト1985」

まるや ゆういち さん(フォトグラファー)

No.14「シャトー・タルボ1985」

手塚 宏樹さん(司法書士

No.15「シャトー・マルゴー1985」

浦山 幸純さん(会社経営)

No.16「シャトー・マルゴー1969」

羽賀 誠さん(プロポーカープレイヤー)

No.17「カロン・セギュール2000」

小川 祐美子さん(ウェディングドレスコーディネーター)

No.18「カロン・セギュール1966」

片岡 しょうた さん(会社員)

No.19「シャトー・ディケム1991」

田中 絢子さん(看護師)

No.20「シャトー・タルボ1985」

大山 真季さん(プライベートサロンオーナー)

No.21「シャトー・モンローズ1929」

西川 彩実さん

No.22「シャトー・タルボ1985」

林 信隆さん

No.23「シャルム・シャンベルタン2009」

西方 綾さん


  

★【オールドヴィンテージワインを愉しみたい方は、こちら】★

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【8/9 福岡市】ヒストリックカーを囲むサマーパーティーを開催しました

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【8/9 福岡市】ヒストリックカーを囲むサマーパーティー

ヒストリックカーを囲むサマーパーティーを開催しました

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パーティー参加者の皆様と記念撮影

普段からオールドヴィンテージワインやヨットで一緒に遊んでいる仲間が、8/4(土) 〜 8/11 (日) に、平和を祈願してヒストリックカーに乗り、東京〜広島〜長崎〜大阪の4都市を結ぶ約2,600kmを走破する「ピースラリー」を行っていました。

その道中で、福岡市のアゴーラ福岡 山の上ホテルに、わざわざ寄ってもらい「ヒストリックカーを囲むサマーパーティー」を開催しました。

愛車自慢やヒストリックカーのオーナーになることについて、お話を聞くことが出来ました。ピースラリーチームのみなさんありがとうございました。

参加者の方も、地元の福岡市をはじめ、北九州市や遠くは熊本県山鹿市佐賀市山口県下関市からもご参加いただけました。ありがとうございました。

 

まず、ピースラリーとは何か?

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ピースラリーチームメンバー

「ピースラリー(Peace Rally)」は、歴史や宗教を超え友好を深め、経済も含めてユーラシア大陸を一つに繋ごうという趣旨で、2017年にモナコ公国で始まったプロジェクトです。

日本では馴染みの薄いヒストリックカーでのラリーという平和祈願方法ですが、ヨーロッパを始めとする諸外国においては、生産年の古い歴史あるクラシックカーを用い、道中の度重なる故障を修復しながら次々と国境を超えて走り続けること自体が敬意を持って迎えられる行為とされています。

詳細はこちら→『ピース&カルチャーラリー日本公式サイト(Peace & Culture Rally Japan)』

 

美しい夕陽を背景に並ぶヒストリックカー

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参加全員で引き寄せた美しい夕陽

右から順に、

19:15。パーティーが始まる15分前。クラシカルな6台の名車、ヒストリックカーが山の上ホテルの駐車場に入ってきた頃、それまで雲がかかっていたグレーな空が、ピンクの夕陽に染められた美しい空に変わっていました。

オーストラリアの心理学者ヴィクトール・フランクルは、そのアウシュビッツ強制収容所での体験を記した著書「夜と霧」の中で、このように綴っています。

人間としての尊厳を全て奪われた状況の中で生き残った人と死んでいった人には決定的な違いがあった。それは沈み行く夕日が水たまりに映った姿を見て、美しいと思えた人・感動した人その夕日を仲間に見せようとした人。そういう人間だけが生き残った。

ここは福岡市の山の上ホテルで、ガス室でも無ければ、戦争しているわけでもありませんが、日々がどんなに忙しくてハードでも、夕日を見て感動できる人「だけ」が集まったのだと思います。だから、こんなにも美しい夕陽を導くことが出来たのだと思います。

 

並んで走るヒストリックカーは圧巻の景色

この動画は、翌日の「筥崎宮」の前での姿ですが、ヒストリックカーが6台並んで走るこの姿は圧巻です。御覧ください。

 

一人では見れない景色を一緒に見よう!

この素晴らしい「ヒストリックカーを囲むサマーパーティー」は、私一人の力では、なし得ることは出来ませんでした。パーティーに参加された、参加者の方々、ピースラリーチームの方々、山の上ホテルのスタッフの方々、EXPLORERS CLUB 福岡地区の方々、みなさんのご協力がなければ、こんなに素晴らしいパーティーにはなりませんでした。

ご参加された皆様、本当にありがとうございました。これからも、ヴィンテージを愛する者として、このようなパーティーやイベントを企画してまいりますので、よろしくお願い致します。

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ピースラリーチームと共に


 

【私の人生を変えた一本のワインNo.23】シャルム・シャンベルダン2009

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【シャルム・シャンベルダン2009】

私の人生を変えた一本のワイン

あなたには「人生を変えた一本のワイン」がありますか?大切な人と一緒に記念日に飲むワイン、尊敬する人に薦められたワインなど、あなたにとって特別なワインは何か?

ではなく、、、本当にそのワインがきっかけで人生を変えたワインをインタビューしてご紹介するシリーズ。それぞれの「人生を変えた一本のワイン」をご紹介していきます。

 

本日インタビューしたのは、この方

西方 綾さん

全国90店舗あるウエディングドレスショップの人材育成担当をしていたが、モナコ公国が主催する世界最高峰の舞踏会である「薔薇の舞踏会に行き続ける人間になる!」という夢を叶えるために、キャリアアップすることを決意。今までと違う人生を歩むため、ディンギーヨットに乗ったり、ワルツを踊ったり、チャレンジを続けている。

 

①西方さんの人生を変えた一本のワインは、何ですか? 

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写真:ワインならワイングロッサリードットコム より引用

2018年12月に EXPLORERS CLUB 主催のワイン会で飲んだ『シャルム・シャンベルダン2009』10年前のワインです。

※シャルム・シャンベルダンとは?

シャルム・シャンベルダン(Chapelle-Chambrtin)は、色合いの濃い芳醇なワインで、力強さと品格を備えたシャンベルタンは、まさにブルゴーニュワインの王様と称えられるに相応しいワインとされています。

※2009年(平成21年)の出来事

内閣総理大臣は、自由民主党 麻生太郎氏 → 民主党 鳩山由紀夫氏へ。衆院選で歴史的な圧勝した民主党政権交代。“キング・オブ・ポップ”のマイケル・ジャクソンが死去。裁判員法が5月21日に施行し、裁判員裁判始まる。

 

②なぜ、『シャルム・シャンベルダン2009』を選んだのですか?

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EXPLORERS CLUB 東京地区ワイン会

この「シャルム・シャンベルダン2009」は、EXPLORERS CLUB 東京地区の歓迎会で用意してくださったワインでした。オールドヴィンテージワインの愉しみ方を初めて体験させていただいたワインですので、それが強烈に印象に記憶に残っていますし、それからの人生を変えたという意味でも。

 

この「シャルム・シャンベルダン2009」のことを事前に調べたんですが、シャルム・シャンベルダンはあまり手を加えないで、植物の生命力とか自然治癒力を高める農法で、ブドウの木を育てているというのがわかりました。

例えば、ブドウの木が一本だけ病気になったとすると、普通なら農薬を使って、その病気が広がらないように処置すると思うんですが、そういう農薬対策もしないらしく、葡萄畑全体の約20%にその病気が蔓延したら初めて農薬を使うらしいんです。

それまでは放置というか土を改良したりとか栄養を与えたり、自然治癒力を高めることで、病気と闘わせて強くする農法を取っているのです。かなりスパルタに育てられてるんだなと思いまして(笑)

 

単純にすごい!って思いました。普通に温室育ちで、波風無く穏やかな人生を過ごしたわけではなく、スパルタで育ったワインということが分かりました。よくここまで来たねって思いました(笑)

そういう感覚が芽生え、一本のオールドヴィンテージワインに、そこまで想いを馳せを愉しむということが、愛おしいっていう感情になって飲むのが、生まれて初めてだったんですよ。ものすごい記憶に残ってるんです。

 

③「シャルム・シャンベルダン2009」の香りや味は覚えてますか?

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美しい空間でワインを愉しむ

ほんとに予備知識で、スパルタで育ってきたワインだって前提があるからなんですけど、ほんとにすごい生命力の塊って感じでした。私達って、野生で育ったバナナって食べないじゃないですか?品種改良された種のないバナナをスーパーで購入して食べるじゃないですか?その原種を食べたっていう感覚、本当に凝縮されてるブドウの生命力の塊という感覚を感じました。

すごい厳しい環境でスパルタで育ってきて、叩き上げでワインになったブドウがここにあるんだと思って飲んだので、いわゆる赤ワインの味ではなかった記憶があって、飲みやすいという感覚よりも、やっぱり感動の方が大きかったです。逆に『シャルム・シャンベルダン2009』の予備知識がなかったら、ほんと何も感じず、一つの単なる赤ワインを飲んだだけだったと思います。

事前に歴史や背景を調べて、みんなでシェアし合って飲むということができたから『シャルム・シャンベルダン2009』の味も香りも愉しめたんだと思います。

 

④シャルム・シャンベルダンに出会って、人生変わりましたか?

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ワインの愉しみ方が、全く変わりました

やっぱり「シャルム・シャンベルダン2009」の歴史や背景を知るという、大事さを改めて知りました。今まで当たり前にオーダーして、普通に注がれて飲むということを経験してきました。今までだったら、それ以上、ワインのことを知ろうとしなかったんです。知ろうとしたとしても銘柄ぐらいの話ししかなかったんです。

作り手の想いを知ったりとか、どういう時代を経て、今、私の目の前にあるのか?とか、知りたいこと、いっぱいあるじゃないですか?その背景を知れば知るほど、手元にあるワインの存在価値が大きくなるので、それだけワインを愉しめます。そういう愉しみ方を知ったので、それはワインにとどまらず、人生が広がった感じがします。

 

⑤このシャルム・シャンベルダンに出会う前、ワインってどんな存在でした?

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ワインは、人生を愉しむツールです

単純に食事と合わせて飲むもの、いわゆる食事とマリアージュさせて食事をより美味しくいただくための飲み物って感じでした。ワインがメインというより、食事を美味しくいただくためのワインでした。

赤ワインとかチーズとか、ちょっとくせが強いのが好きなんですよ。赤ワインも濃い、重ための、くせがある、そういうのが好きですね。アルコールも大好きでした。

 

⑥シャルム・シャンベルダンと出会って、ワインとはどんな存在ですか?

すごく自分の感性を高める訓練をしている感じがします。色んな知識を持ち寄り、その一本のオールドヴィンテージワインと向き合い、参加者みんなでその一本のワインを知ろうとするじゃないですか?

みんなのシェアを聞きながら、表現方法だとか、自分が感じた感覚をまだ言語化できないところがあるので、それをみんなで聞きながら自分のものにしていくこともそうですし、ワインを知って表現するってとこで、感性を磨く場面だなって思います。

 

⑦一本のワインをみんなで分け合い愉しみ尽くす

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オールドヴィンテージワインを愉しんでください

先日、ちょうど『シャトー・ムートン・ロートシルト1989』を愉しむワイン会があったんですが、15人ほど参加し、一人50mlとか、そんなレベルの量だったんです。それを二時間かけて味わって、飲み切った後のグラスの香りも良くて、その香りを愉しんだり、今までの飲み方では考えられないです。二時間かけて50mlを飲むっていう。昔だと5分くらいで普通だったら飲んじゃう量です。

ワインを愉しむ目的が全然違うと思いました。昨日の『シャトー・ムートン・ロートシルト1989』は、当たりって感じのオールドヴィンテージワインを飲めました。なんかまだ現役バリバリだった感じです。五大シャトーの一級っていうと50年くらい熟成してからって言いますが、そう考えるとまだ10年くらい早かったイメージです。もっと100年熟成したのを飲んでみたくなります。興味津々です。

ワインに触れて、造り手の人々の想いを馳せて、その人の価値を下げないように、自分がそういう人になって飲む。そういう意味で感性が研ぎ澄まされますね。ほんと自分が成長していかなきゃいけないなと思いました。

 

⑧『シャトー・ムートン・ロートシルト1989』を異性に例えると?

このワインは異性に例えると、野生児って感じです(笑)野生児ですけどエレガントな感じですね。生まれも育ちもお家柄もいいタイプではないというか、直接エレガントに生きてきたっていう感じですかね?そういう意味でのパワフルさを感じました。芯の強さがあると感じます。

 

⑨これからワインを愉しむ人に向けて、もっと愉しむにはどうすればいい?

私もそうだったように、初心者だとオールドヴィンテージワインを愉しむっていうのは、なかなか難しいと思うんです。銘柄とか種類とか、複雑すぎてよくわからないじゃないですか?でも一番は、そのワインの歴史や、誰が作ってるかとか、どの土地で作られてるかとか、今は Google Map で写真を見れるんですよね。

どんな土地や畑で育ったのか?どんなシャトーなのか?そういうのを見て、事前にワインの情報を得て、向き合ってから愉しむと面白いと思います。どんな想いを持って作ったのか?を知るだけで、受け止めれるものが変わると思います。「美味しい・美味しくない」って、味覚の品評に収まってしまうのが、本当にもったいないと思いますので。

 

もちろん、味も大事です。でも、そこだけじゃない。味が万が一劣化していても、そのワインの育ってきたプロセスも愉しめると思うと、オールドヴィンテージワインって、私達と同じ「人」みたいなもんじゃないですか?

味の優劣というよりは、それも個性として捉えて「美味しい・美味しくない」という判断するのではなく、一人の人格としてみるのであれば、愉しみ方が変わりますよね。人でも、いろいろと回り道している人の方が面白いじゃないですか(笑)

優等生として、温々と守られて温度管理されたワインというのも、きっと美味しいと思います。けど、それこそ究極のオールドヴィンテージワインとかだと、沈んだ船から引き上げられてっていうのもあるじゃないですか?それも生き方なわけで、ワインの生き方を含めて受け取って向き合うのが、絶対面白いと思います。

 

なんか純粋に知らない世界を開いてみたら奥が深すぎて、けど深いと思って難しいって思っていたけど、すごいドラマがいっぱいあるじゃないですか?それがすごい興味をそそられますね。

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オールドヴィンテージワインを愉しんでください!

 

 

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【私の人生を変えた一本のワインNo.22】シャトー・タルボ1985

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【シャトー・タルボ1985】

私の人生を変えた一本のワイン

あなたには「人生を変えた一本のワイン」がありますか?大切な人と一緒に記念日に飲むワイン、尊敬する人に薦められたワインなど、あなたにとって特別なワインは何か?

ではなく、、、本当にそのワインがきっかけで人生を変えたワインをインタビューしてご紹介するシリーズ。それぞれの「人生を変えた一本のワイン」をご紹介していきます。

 本日インタビューしたのは、この方

林 信隆さん

世界最高峰の舞踏会 モナコ公室主催『薔薇の舞踏会』4年連続出席。ビックバンドオーケストラのトランペッターとして、モナコ公国で開催されオテルドパリ公演出演。フェラーリオーナー。

 

①林さんの人生を変えた一本のワインは、何ですか?

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シャトー・タルボ1985

2015年5月、EXPLORERS CLUB 主催のワイン会で飲んだ『シャトー・タルボ1985 』34年前のワインです。

※シャトー・タルボとは?

シャトー・タルボ(Chateau Talbot)は、凝縮しつつもなめらかなスタイルは、まさにボルドーワインの優雅さと偉大さの典型。

この Chateau talbot の名前は、15世紀のイギリス統治時代にサン・ジュリアン一体をタルボ将軍が治めていた。これが名前の由来で、1453年にカスティヨンの戦いで敗れた、イギリス人のギィエンヌ総督、英軍指揮官タルボ将軍、シュルベリー伯爵にちなんだもの。 

※1985年(昭和60年)の出来事

日本の内閣総理大臣は、自由民主党中曽根康弘氏で、男女雇用機会均等法が成立。群馬県御巣鷹の尾根に墜落した『日航ジャンボ機墜落事故』もこの年。初の日本人宇宙飛行士誕生し、携帯電話の先駆けとなるショルダーフォン(NTT)も登場。

ファミコン用ソフト『任天堂スーパーマリオブラザーズ』が発売され空前の大ヒット。ヒット曲はチェッカーズの『ジュリアに傷心』で、映画では『ゴーストバスターズ』がランキングNo.1になっている。

 

②なぜ、『シャトー・タルボー1985』で、人生が変わったんですか?

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シャトー・タルボ1985

最初にコルクを開けた瞬間に、私の人生は変わったんです。抜栓は一時間くらいかかったんですが、コルクがボロボロで開けた瞬間に香りが漂って自分の中に入ってきて、「何だこの香りは?」と、今まで香ったこともない。コルクが開いた瞬間にパァ〜っと花の香りのような、ワインの香りなんですけど、それが広がって長テーブルに座っているみんなが、ワインの近くから順々に「あ〜〜〜香る!香る!香る!」と時間差で、だんだんと香りが広がっていったんです。

ワインってこんなに香り豊かなものなんだ、今までそんなことは思いもしなかった。ワインに対する考えが全く変わったっていう意味で、ワインというものが自分の人生の中で全く違うものになりました。

 

③どんな抜栓だったんですか?

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シャトー・タルボの抜栓を担当

私が、ラギオールのソムリエナイフで抜栓しました。フランスのティエールで作られているラギオールナイフ。このワイン会のために準備しました。『シャトー・タルボー1985』は、私が購入してワイン会まで1週間くらい保管し、当日、澱(オリ)が舞い上がらないようにワイン会場に持っていきました。

キャップを切る時、蓋を開けた瞬間にコルクの表面が黒白っぽくカビが生えた感じで、半ば乾燥しかけた感じでした。いい状態でカビは生えてました。液面はそんな下がってなく状態いい感じでした。

 

キャップ外して、カビをこさいで、まずスクリューの先端の真ん中くらいに差し込んで、ゆっくり回すんですけど、コルクの表面は固かったです。割と乾燥気味で、コルクの真ん中部分がもう既に少し固かったので。スクリューの回す時の感触は固めでしたが、途中から少し柔らかくなって、引き抜こうとしてもなかなかスムーズにいかないんですよ。コルクを引き抜くときに最初の1mmが力込めてもなかなか動かなくて、テコの原理を使ってゆっくり力を入れても全然動かないんです。

あんまり勢いよく抜こうとすると、ポキっとコルクに亀裂が入って折れそうになってしまうんです。コルクを真っ直ぐ引っ張り上げるために、てこの原理でいう支点位置を、ボトルの口ではなく、親指の甲にしてスクリュー角度を調整するんです。指は痛いですけど、真っ直ぐに上げるためです。そして抜栓も気が付いたら一時間くらいかかっていました。

 

④どんな香りでしたか?

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ワインに対する印象が180度変わりました

抜栓者の特権である、一番に香りを楽しめるというところですが、抜栓しているとイキナリ鼻腔に『シャトー・タルボ』の香りがフワ〜っときて、とろけましたね。ワインに対する印象が180度変わりました。

もちろんワインの香りはあると分かっていたのですが、これまでに香ったことのない『シャトー・タルボ』の香りだったんです。香りが素晴らしかったですね。特に最初の香りとかは強烈ですよね。一発香ると忘れられないですね。

 

⑤どんな味だったですか?

まろやかっていうんですかね。それまで、赤ワインに対するイメージって、舌に刺さるような酸味のイメージがあったんですけど、そういったのが無くて丸いイメージ、まろやかなイメージで、口に含んで甘いわけですよ。その喉ごしがスッと入ってきた時の滑らかな、何の抵抗も無く喉を越えて体内に入っていく、そんな敏感にならざるを得ないような感覚ですね。

シャトータルボ1985年を女性に例えると、35歳くらいの女性で、人生をこれまで楽しく過ごしてきたけども、もっと華やかな世界で生きていきたい!と思っている女性ですね。まだ成熟までいってないって感じでした。

 

⑥シャトー・タルボ1985に出会って、人生がどのように変わりましたか?

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ロマネ・コンティというものが腑に落ちた感じがしました。

まずワイン以外のお酒を飲まなくなりました。以前に、ロマネ・コンティ2010を飲んだことあります。昨年9月にベオグラードの王宮で開かれたパーティーのディナーで同席してた人と、ロマネ・コンティについて話ができました。

それまで頭での理解しかできてなかったんですが、ロマネ・コンティというものが腑に落ちた感じがしました。味わった者同士なら何か解り合えるものがあるんだなと。やっぱり飲んで、香りを感じ、のどごしを感じて、共通言語になるんだなっていうのを肌で体験することができましたね。

 

⑦シャトー・タルボ1985に出会う前の林さんにとってワインとは?

ワインとはオシャレ感覚で、たまに飲むその他のお酒でした。ビールでも日本酒でもワインでも全くアルコールが入ってる飲料としてなんら変わりはない。飲み会とかでワインを飲むことはまずないですね。ワインのこと知ってても赤か白かっていうぐらいですね。

 

⑧今の林さんにとってワインとはどんなものでしょうか?

お酒の中の一つの種類ではなく、全然別の飲み物という捉え方ですね。アルコール飲料とかじゃなくて、人生を豊かにしてくれるツール。もちろん誰かとの会話でそういった話題になることで、ワインを一緒に味わって飲む、自分の人生の中にワインというのが取り込まれて、自分の人生の一つになっています。

 

⑨これからワインを愉しむ人に向けて一言

ぜひ、EXPLORERS CLUB 主催のワイン会に参加して頂きたいと思います。10名くらいで、これはいいと言われるオールドヴィンテージワインを一本選び、そのワインについて一つのネタを調べてきたことをシェアし合う形で、自分の感想を言ったり、周りの人が受けた印象を聞いたり。

それでワインというのは、味わいだとかコミュニケーションのツールになるとか、そういう経験を積んでほしいですよね。ただのお酒としてではなく。

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オールドヴィンテージワイン愉しんでください

 

【林 信隆さんのインタビューを終えて】

まず、シャトー・タルボ1985年は香りが強烈だという印象を受けました。長テーブルに座ってる人たちが順々に香る程の香り、味わってみたいです。

また、ワインを口に含んだ時に、舌に刺さるような酸味の強いイメージというのは、私自身もよく感じたことがあるので、何の抵抗もなく喉を越えて体内に入っていくまろやかな感覚というのはとても興味深いですね。

あとはワインを女性に例えると、というところで35歳くらいの女性っていうのはびっくりしましたね!しかも成熟までいってないという。(笑)そこまでワインを飲んで感じられるのであれば、飲んでみたくなるに決まってるでしょう!!

WRITING 落合 予示亜

インタビュアー 山下裕司:WRITING 落合 予示亜、山下裕司

 

 

★★★【オールドヴィンテージワインを愉しみたい方は、こちら】

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【私の人生を変えた一本のワインNo.21】シャトー・モンローズ1929

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【シャトー・モンローズ1929】

私の人生を変えた一本のワイン

あなたには「人生を変えた一本のワイン」がありますか?大切な人と一緒に記念日に飲むワイン、尊敬する人に薦められたワインなど、あなたにとって特別なワインは何か?

ではなく、、、本当にそのワインがきっかけで人生を変えたワインをインタビューしてご紹介するシリーズ。それぞれの「人生を変えた一本のワイン」をご紹介していきます。

 

本日インタビューしたのは、この方

西川 彩実さん

世界最高峰の舞踏会 モナコ公室主催 2019年『薔薇の舞踏会』出席。ビックバンドオーケストラのトランペット奏者として、モナコ公国で開催されるガラパーティーや、サントリーホールなどで演奏。モナコセルビア王家のパーティーに出席。

 

①西川さんの人生を変えた一本のワインは、何ですか? 

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シャトー・モンローズ1929

2019年1月に EXPLORERS CLUB 主催のワイン会で飲んだ『シャトー・モンローズ1929』90年前のワインです。

※シャトー・モンローズとは?

シャトー・モンローズ(Chateau Montrose)は、「サンテステフ最高のスーパーセカンド」といわれる、格付け第2級シャトーの中でも特に素晴らしい品質を持つワイン、スーパーセカンド。メドックでも特に最高の立地とされる、ジロンド河のすぐ側に位置するシャトーの一つ。ワインの特徴は「力強く長期熟成に向く」重厚な造り。

※1929年(昭和4年)の出来事

内閣総理大臣は、立憲政友会田中義一氏→立憲民政党濱口雄幸氏へ。第二次世界大戦のきっかけをつくったともいえるウォール街の大暴落により世界恐慌。飛行船ツェッペリン号が世界一周達成。東京駅に八重洲口開設した。

 

②なぜ、『シャトー・モンローズ1929』を選んだのですか?

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大好きな1920年代のアール・デコ・スタイル

今回のワイン会は「1920年代」というドレスコードの指定だったんです。それで1920年代、当時のファッションを調べていくと、F・ スコット・フィッツジェラルドの小説を映画化した『華麗なるギャツビー(The Great Gatsby)』の時代で、ヴォーグとか見たりしたんだけど、アール・デコ・スタイルは、すっごいカッコイイんですよね。

 1929年の雑誌「VOGUE」当時は表紙がまだ写真ではなくイラストで、それを見て私はときめいてしまって「ギャッツビーだぁ!!!」という感じで、テンションUP。それで『シャトー・モンローズ1929』のことを調べるのも愉しくなりました。

 

1929年といえば、世界恐慌の始まる前の年で、街も賑やかで、綺羅びやかで、夢に溢れていた。まさにギャッツビーという感じの時代で、参加者みんなが1920年代のファッションで参加されてて、ワイン会の開催前から「創り上げたワイン会」になったんです。ワインだけではなく、ファッションからも創り上げていくワイン会でした。

 もちろん『シャトー・モンローズ1929』はすごく美味しくて、オールドヴィンテージワインを愉しむようになってから、そのワインの美味しい飲み頃を飲むと、幸せな気持ちになるというのが感覚があって、考えたときに「これは恋だな、、、♡」って思ったんですよね。このモンローズに対する恋ですね。

好きな人のことって、いろいろと知りたくなるじゃないですか。そういう感覚と似てるというのを飲んだ時に感じたんです。

 

③抜栓の様子はどうだったのですか?

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抜栓前にカビをこさぐ様子

抜栓のときは、耳をすませたら”キュウウ”と聞こえるようなコルクが抜ける音が微かにしてて。その後、私が感じたのは花の香りの中にチョコレートのビターな香りがしたんです。香りも濃厚な。お花なんだけど、チョコレートのようなビターな香りでした。それがすごい美味しくて。

 

④一口目はどんな印象でしたか?

一口目は、エレガントなマダムでした。年齢でいえば90歳のワインですが、年上のカッコいいマダム。

飲んでいくうちに女性としての魅力を感じました。最後の澱(オリ)の手前を残して、みんなで一口づつ飲んだんです。もう抜栓して40分くらい経っていましたが、すごく凝縮された濃厚な味でした。私もこんなカッコいいマダムになりたいと思いました。

 

⑤モンローズに出会って、人生変わったことや、気付きなどありますか?

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仲間とオーケストラでトランペットを演奏する人生に

『シャトー・モンローズ1929』のワイン会で、参加者がそれぞれのモンローズを調べていて、最高の状態だと思ったんです。このメンバーでモンローズを飲むと、ワインも喜んでいると感じたんです。こんなワイン会は、生まれて初めてだったんです。オールドヴィンテージワインである『シャトー・モンローズ1929』は、時間おくとどんどん味が変わっていきます。それで一瞬一瞬をちゃんと真剣に生きようと突きつけられたワインです。

 

恋するモンローズのことを常に考えていたから、モンローズの気持ちを感じ取れたんだと思います。モンローズの価値が最大限高められるように、1920年代当時のファッションしたり、一人づつ調べてきた事をみんなでシェアし合ったり、モンローズがどう飲んでほしいのか?というのを考えていました。調べてなかったら、ただ「美味しいね!幸せだね!」だけで終わってたと思うんです。

 

モンローズに出会う前は、そんなこと考えれませんでした。だから、そういう一瞬一瞬を大事に思える自分になりたい!一瞬一瞬を大切に生きようと思いました。人生に対する向き合い方を変えるきっかけを作ってくれたのが、このモンローズです。

 

⑥このモンローズに出会う前、ワインってどんな存在でした?

その前からオールドヴィンテージワインはワイン会などで飲んでいて、とても魅力を感じてはいましたが、その時代のファッションや、好きな物を通してワインの事を調べたりした事はなかったんです。

 

今までは、そのワインの”今”しか見れなかったと思います。ワインから歴史を感じる愉しさも知りませんでした。昔のワインを飲んでいるのはわかっているんですが、ただ時間が経ち熟成され、ただ「美味しいな♡」くらいにしか思っていませんでした。

一方的に自分が好きとか嫌いで、ワインを評価していたと思います。こんなに現在と過去を繋げるものという意識も無かったし、「ワインがどういう風に飲まれたら嬉しいかな?」っていうのは、今回初めて感じた思いでした。

 

⑦モンローズ1929と出会って、ワインとはどんな存在になったのでしょうか?

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シャトー・モンローズ

私にとってオールドヴィンテージワインは、一期一会です。

やはり同じヴィンテージ(年代)でも、数万本生産されていますし、保管状態によって全く別物に変わってきますので、同じ年代でもボトルごとに変わります。その時の自分の状態や、一緒にワインを飲むメンバーとか、抜栓とか、愉しむ場所、飲み方など、すべてが揃わないとその味は味わえません。一つでも違うと、全く違う別ものになります。

 

私は1920年代という時代がすごく好きなんですが、2019年1月という、このタイミングで『シャトー・モンローズ1929』に出会えた。恋したワインです。

でも出会うタイミングが違うと恋してないかもしれない。人への恋の気持ちも、ちょっとタイミングずれたりしたら恋にはならないですよね。だから一瞬一瞬真剣に生きて素敵なワインとまた出逢ったら、そのワインと真剣に向き合いたいって思います。

 

⑧1929年ものの「現在90歳のモンローズ」どんな印象だったんですか?

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90歳のモンローズはマダムでした

私が恋したモンローズは、憧れのマダムのイメージでした。

でも性別は関係なくて、このワインはどうすれば嬉しいかな。このワインはどう飲んでほしいと思ってるかな?どんな人に飲んでほしいかな?って考える事が、私は恋した時に相手に感じる感情と似ていると思いました。好きな人のことは、もっと知りたくなるし、喜んでほしい。

なのでこの『シャトー・モンローズ1929』の年代である1920年代のファッションを知ったり、モンローズのことを調べて敬意を持って飲む事が、自分や、一緒に飲む仲間の愉しみであり、それでワインの価値も上がるのだと思います。

 

⑨これからワインを愉しむ人に向けて、もっと愉しむにはどうすればいい?

今までワイン会を開催するとき「お勉強」みたいな感じで知識を詰め込んでいたんです。

例えば、何年のワインで、ブドウは何で、、、みたいな、一応調べとかなきゃいけないという意識で、どこにでもある知識を調べてたんです。こうなっちゃうとワイン会への興味が薄れてしまいます。でも今回の『シャトー・モンローズ1929』を愉しめたのは、”ファッション”というキーワードがあったからです。

 

ですので、自分の好きなジャンルからワインを考えてみると良いと思います。車が好きな人なら、1920年代の車を調べてみるとか。私はファッション好きなので、1920年代のファッションからワインについて調べたので、すごく愉しめました。

まだそこまでワインに興味のない人は、自分の好きなものが、その年代にどうだったのか?を調べると、すごく愉しめると思います。自分の興味あるとこから入るとすごく愉しめますね。そういう目線で聞くと、他の人が興味を持って調べてきた話しとかも面白くて、そのワインを通して人生の幅が広がります。

そして、自分とそのワインの出逢いは奇跡なので、愛情を持ってワインを感じてほしいです。きっと恋するワインに出逢えますよ。

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オールドヴィンテージワインを愉しみましょう!

 

【西川 彩実さんのインタビューを終えて】

今回のインタビューを終えて感じたことは、ファッションが好きだからワインと出会った。ワインが好きだからワインを愉しむということではなく、そのファッションの時代には、モンローズが必要だった。だから興味を持ち、恋に落ちた。こういう出会いも素敵ですね。

どこで、どういう出会いがあるかわからない。一期一会の出会いを大切に積み重ねていきたいものです。改めて、素敵な気付きをありがとうございました。

「インタビュアー 山下裕司:WRITING 山下裕司、吉野奨」

 

 

★★★【オールドヴィンテージワインを愉しみたい方は、こちら】

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【私の人生を変えた一本のワインNo.20】シャトー・タルボ1985

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【シャトー・タルボ1985】

私の人生を変えた一本のワイン

あなたには「人生を変えた一本のワイン」がありますか?大切な人と一緒に記念日に飲むワイン、尊敬する人に薦められたワインなど、あなたにとって特別なワインは何か?

ではなく、、、本当にそのワインがきっかけで人生を変えたワインをインタビューしてご紹介するシリーズ。それぞれの「人生を変えた一本のワイン」をご紹介していきます。

 

本日インタビューしたのは、この方

大山 真季さん

プライベートサロンオーナー・トータルビューティーアドバイザー

幼少の頃からオーストラリアに留学。ハーバードビジネススクール卒業後、多くの女性が夢を叶え続ける人生を歩むためのサポートがしたいと独立。エステ、アロマ、カラーセラピー、タロットなど幅広く手がける一方、自らもモナコ公室主催の薔薇の舞踏会に出席したり、パリを拠点を作ったりと、世界で活躍する女性を目指している。

 

①大山さんの人生を変えた一本のワインは、何ですか?

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シャトー・タルボ1985

2015年5月13日に、自ら主催したワイン会で飲んだ『シャトー・タルボ1985 』34年前のワインです。

※シャトー・タルボとは?

シャトー・タルボ(Chateau Talbot)は、凝縮しつつもなめらかなスタイルは、まさにボルドーワインの優雅さと偉大さの典型。

この Chateau talbot の名前は、15世紀のイギリス統治時代にサン・ジュリアン一体をタルボ将軍が治めていた。これが名前の由来で、1453年にカスティヨンの戦いで敗れた、イギリス人のギィエンヌ総督、英軍指揮官タルボ将軍、シュルベリー伯爵にちなんだもの。

※1985年(昭和60年)の出来事

日本の内閣総理大臣は、自由民主党中曽根康弘氏で、男女雇用機会均等法が成立。群馬県御巣鷹の尾根に墜落した『日航ジャンボ機墜落事故』もこの年。初の日本人宇宙飛行士誕生し、携帯電話の先駆けとなるショルダーフォン(NTT)も登場。

ファミコン用ソフト『任天堂スーパーマリオブラザーズ』が発売され空前の大ヒット。ヒット曲はチェッカーズの『ジュリアに傷心』で、映画では『ゴーストバスターズ』がランキングNo.1になっている。

 

②なぜ、「シャトー・タルボ1985」を選んだのか?

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シャトー・タルボ

2014年2月に開催された EXPLORERS CLUB 主催の「シャトー・タルボ1985」ワイン会に参加することができなかったのですが、そのワイン会の様子がとても素敵で「シャトー・タルボ 飲みたい!」と強い衝動に駆られ、すぐに自分で購入しました。

でも、一人で飲むより仲間と飲みたいと思ったので、当時、モナコ公国より一時帰国されていた EXPLORERS CLUB ファウンダーである KATO氏をお誘いさせていただき、2015年5月13日に、私含む5名の極少人数でワイン会を開催させていただきました。

このワイン会での印象が強烈残っていたのと、その後の私の人生を大きく変えてくれるきっかけを作ってくれた「シャトー・タルボ1985」を私の人生を変えた一本のワインに選びました。

 

③どんなワイン会だったんですか? 

東京都港区の麻布十番にある会員制の素敵な会場で行いました。今回のワイン会は、ワインのみではなく、お料理も一緒に楽しめるという特別なワイン会。KATO氏が作ってくださるお料理と共に、”マリアージュ”というものを初めて経験をさせて頂いたワイン会でした。

ワインの抜栓では、途中でコルクが折れてしまいましたが、その後ふわっと香ってきた香りで、はじめて「エレガント」という表現が浮びました。当時まだそんなにワインについて詳しくもなかった私でしたが、それでも「エレガント」という言葉がふと出てくるほど美しいワインでした。

 

④一口目は、どんな印象でしたか?

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シャトー・タルボが、細胞の一つ一つに染み込んでいく感じ

当時の私は赤ワインをそのまま飲むことが苦手だったんです。

渋かったり重かったりするのがすごく苦手だったので、甘めのワインを好んで飲んでいましたが、この時は、まず赤ワインの「渋かったり重かったりする」という苦手意識を捨て、「シャトー・タルボ1985」の色を視覚から愉しみ、次に芳醇な香りを嗅覚で愉んでから、最後にゆっくり口の中に含んで味そのものを視覚・嗅覚・味覚で味わいながら、自分の中に落とし込んで飲んだ一口目でした。

しっかりと熟した葡萄の味わいが豊かに広がり、初めて「ワイン」というものが、しっかりと私の身体の細胞ひとつひとつに刻みこまれていくような印象でした。

 

⑤シャトー・タルボに出会って、人生がどのように変わりましたか?

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「甘〜い恋の中にいます、、、私♡」というマリアージュに出会いました

ワインと食事がマリアージュすることを体験したのも、真摯にワインやお料理と向き合ったのも初めてでした。それまではワインと食事をマリアージュさせるなんて考えてもいませんでした。

『マリアージュ(mariage)』というのは、フランス語で「結婚」という意味。特にフランス料理などで、料理とワインの組み合わせや、その相性がよい場合に用いられます。

 

つい先日も、あるブルーチーズと「シャトー・ラボー・プロミ2003」を合わせた時、あまりの美味しさに悶絶しました。ブルーチーズの臭みを蜂蜜のような高貴な甘さで包み込み、甘くスイートな感じに仕上がり、まろやかな幸せが、溶け込んできて思わず・・・

「甘〜い恋の中にいます、、、私♡」

と表現してしまいました(笑)

恋人と甘々なロマンティックな夜を過ごしているかのような情景が口の中に広がってくるんです。この奇跡の出会いは衝撃的でした。

はじめブルーチーズ一色になっている口の中に、一口の蜂蜜のような高貴な甘さの「シャトー・ラボー・プロミ2003」が流れ込んでくる。そこでそれぞれがもっている美味しさのポテンシャルがガッチリとハマったとき、2つの良さが化学反応を起こして、「え??こんな素敵な味になるの!?」という新しい世界が広がるんです。これがマリアージュ。とろけます。

 

私にとっての食事とワインのマリアージュは、相思相愛の夫婦やパートナーというイメージですね。ワインと食事、それぞれで愉しむのも素敵なことですが、ふたつの世界が交わった時、今まで味わったことのない新しい世界が広がっていく。そのマリアージュが完成した時の至福感といったらもう、、、たまりません♡ これは「シャトー・タルボ1985」でマリアージュを体験して無ければ、絶対に分からなかった感覚だと思います。

 

「シャトー・タルボ1985」のワイン会のときに、マリアージュがこんなにも素晴らしいものだと教えてもらえたので、逆にこれとこれは合わせるべきものではないということも、口に含んだ瞬間、瞬時に分かるようになりました。今ではどの食事に、どのワインが合うだろうと考えるようになりましたし、自分でお料理をする際にもマリアージュを考えるようになったので、お料理するのが更に愉しくなりました。

 

⑥そのワインに出会う前の大山さんにとってワインとは?

オーストラリア留学時代にはじめてワインを飲み、その時ワインは「飲み会で出てくるもの」と思っていました。オーストラリアでは、ビールかワインが主流でしたが、苦い・辛口・重い・渋い、の味が苦手だったので、ワインをサイダーで割って自分流のカクテルを作って、飲んで楽しく酔っ払いながら友達と時間を過ごすものでした。みんなと飲んでいるから愉しく酔っ払わなきゃいけないという感じで。

 

⑦今の大山さんにとって、ワインとは?

私の人生をより豊かしてくれて、そして世界の幅を広げてくれる「友人」です。

仲間や大切な人との時間を美しく彩ってくれる友人であり、美味しいお食事の世界を更に広げてくれる友人であり、世界中どこにいてもワインはあるので、その土地々々で多種多様な方と美味しく飲み、共通言語として語れる友人なので、新しい世界の扉、そして異次元の世界への扉を開いてくれる最高の友人です。

 

⑧これからワインを愉しむ人に向けて、もっと愉しむにはどうすればいい?

ワインは絶対に素敵な仲間と一緒に飲んでほしいなと思います。上質なワインを選び、味わい、ワインの豊かさや奥深さを味わって、ひとつひとつを自分の細胞に刻み込んでいくとことを意識すると更に愉しめると思います。そして、その時感じた感動をどんどん言葉にして表現していくことによって、一緒に飲む方と同じワインを共有していく愉しが増していくようになります。

 

ワインのウンチクを学ぶと更に愉しさは増すかもしれませんが、たとえ詳しい知識がなかったとしても恥じることはなく、純粋に感じたことをそのまま表現していくと楽しくなっていきます。それが共通言語にもなっていき、自分自身での表現力も増して、更にワインのことを知りたいという欲求を深めてくれるので、次どんな表現をしようかなと思ってワインのことを勉強しようと思うようになってきます。

 

そしてワイン単体のみで味わうのもよいのですが、お食事とのマリアージュも意識してもらえると、お食事とワイン両方ポテンシャルを更に引き上げて想像以上の美味しさの世界を口の中で広げてくれるので、ぜひ皆さんにも素敵なマリアージュを体験してもらいたいなと思っています。

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オールドヴィンテージワイン愉しんでください。

 

【大山 真季さんのインタビューを終えて】

今回の大山さんのインタビュー。事前資料をきちんと準備してくださり、完璧な状態で望んでくださいました。何事にも完璧に準備して望まれる方だということが伝わります。しかしインタビュアーとしては、完璧に準備されている話、以外のことも聞きたくなります。

ということで、今回は、ワインの話だけではなく、マリアージュを体験した過去の”甘〜い”お話まで聞くことができました。マリアージュすると新しい世界が広がるんですね。インタビューで、マリアージュのことを振り返っている時は、その時の興奮が蘇ってくるようで、体全身から「至福感」が溢れ出ていました。

ブルーチーズと「シャトー・ラボー・プロミ2003」のマリアージュは、この2つの組み合わせだけでなく、人生の全てを愉しむ大山さんが組み合わさったことで起きた、三位一体、奇跡のマリアージュですね。

「インタビュアー・WRITING:山下裕司」

 

 

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【8/9 福岡市】ヒストリックカーを囲むサマーパーティーのご案内

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【ヒストリックカーを囲むサマーパーティーのご案内】

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パーティー開催しました「開催報告」

 

ヒストリックカーを囲むサマーパーティーのご案内

ヴィンテージを愛するあなたへ

今回は、ヒストリックカー(ヴィンテージカー)を囲むサマーパーティーを行いますので、ご案内です。

普段からオールドヴィンテージワインやヨットで一緒に遊んでいる仲間が、8/4(土) 〜 8/11 (日) に、平和を祈願してヒストリックカーに乗り、東京〜広島〜長崎〜大阪の4都市を結ぶ約2,600kmを走破する「ピースラリー」を開催しています。

8/9 (金) に長崎到達後、福岡市の山の上ホテルにラリーチームが宿泊されます。そこで、ヒストリックカーオーナーと交流を深めるパーティーを開催致します。

1950年代の歴史的価値のある名車とそのオーナーを囲み、パーティーで親交を深め合うというのは、今まで福岡にはないイベントです。

パーティーの中では、ピースラリーの動画や写真もたくさんご紹介しますので、ヒストリックカーとオーナーのチャレンジを、おたのしみください。また、ヒストリックカーを囲んでのフォトジェニックの時間もあります。

 

会場には、歴史的名車である「ヒストリックカー」も展示

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ピースラリーチーム

8/4 (土) 〜 8/11 (日)に、東京〜広島〜長崎〜大阪の4都市を結ぶ約2,600kmを走破する『ピースラリー』の途中で、メンバーがパーティーに参加します。1950年代の自動車など歴史的価値のある名車と、そのドライバーたちと交流できるチャンスもあります。

※【ピースラリーとは?】

「ピースラリー(Peace Rally)」は、歴史や宗教を超え友好を深め、経済も含めてユーラシア大陸を一つに繋ごうという趣旨で、2017年にモナコ公国で始まったプロジェクトです。

日本では馴染みの薄いヒストリックカーでのラリーという平和祈願方法ですが、ヨーロッパを始めとする諸外国においては、生産年の古い歴史あるクラシックカーを用い、道中の度重なる故障を修復しながら次々と国境を超えて走り続けること自体が敬意を持って迎えられる行為とされています。

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ピースラリーチーム
※【参加予定の名車たち】

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トラアンフ TR3-A(1958年)(写真右)

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ピースラリーチーム

ヒストリックカー3つの魅力

・魅力①:尖った個性(デザイン)

とにかくカッコいい!クラシックカーの大きな魅力の一つに、現代の自動車とは異なるデザイン性があります。尖っているデザインが多いクラシックカーも、当時の最先端の流体力学や空力特性を考慮したギリギリを攻めて設計にチャレンジしています。今の自動車デザインの礎となっているデザインなのです。

・魅力②:再生産できない車

クラシックカーはメーカーでの生産が終了しています。二度と買い換えができないオンリーワンな存在です。数が限られているオールドヴィンテージワインと同じで、再生産できない。希少価値が上がり続けます。「世界に数台」「幻の自動車」いうところに価値を感じているオーナーの方は非常に多くいらっしゃいます。

・魅力③:車との対話を楽しめる

近年の最新型の自動車よりもヒストリックカーは、メンテナンスの手間がかかります。常に、運転中に水温計やバッテリーメーターを見たり、エンジン音に耳を傾けたりしながら常に車の体調を気を掛けなければなりません。調子が良い日もあれば、悪い日もあります。これらを全てを愉しむために「ヒストリックカーとの対話」が必要です。オーナーは、これ愉しめるのです。

 

パーティーの詳細

  • 日時:8月9日(金)19時受付開始・19時30分〜21時30分
  • 会場:アゴーラ福岡 山の上ホテル&スパ
  • 住所:福岡県福岡市中央区輝国1-1-33
  • URL:http://agorafukuoka-hilltop.com/
  • 料金:7.000円/人(ペア割でのお申込みは 6,000円/人)
  • 支払い:食事・ドリンク付:当日現金でお支払いください
  • ドレスコード:スマートカジュアル(男性はジャケット着用をお願いします)

※ 小学生以下のお子様は、参加費1000円(ドリンク代)となっております。人数・年齢もお知らせください。
※食事は、円卓着席ブッフェになります。
※キャンセルポリシー:3日前より実費を頂戴いたします。
※18:40過ぎより、フォトジェニックも可能。(アナウンス致します)

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クラシックカーでフォトジェニックを愉しみましょう

 

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パーティー開催しました「開催報告」


【私の人生を変えた一本のワインNo.19】シャトー・ディケム1991

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【シャトー・ディケム1991】

私の人生を変えた一本のワイン

あなたには「人生を変えた一本のワイン」がありますか?大切な人と一緒に記念日に飲むワイン、尊敬する人に薦められたワインなど、あなたにとって特別なワインは何か?

ではなく、、、本当にそのワインがきっかけで人生を変えたワインをインタビューしてご紹介するシリーズ。それぞれの「人生を変えた一本のワイン」をご紹介していきます。

 

本日インタビューしたのは、この方

田中 絢子さん

看護師。在籍メンバー250名を超える EXPLORERS CLUB ペタンク部 部長。世界最高峰の舞踏会 モナコ公室主催『薔薇の舞踏会』4年連続出席。

 

①田中さんの人生を変えた一本のワインは、何ですか?

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シャトー・ディケム

2015年5月に EXPLORERS CLUB 主催のワイン会で飲んだ『シャトー・ディケム1991』28年前のワインです。

※シャトー・ディケムとは?

世界の貴腐ワインの頂点に君臨する「シャトー・ディケム」。シャトー・ディケムは、葡萄の木一本からグラス一杯しか取れない「黄金の雫」といわれる、世界最高峰の貴腐ワインの生産者です。まさに「ボルドーの宝石」。数百年の歴史を誇るボルドーでも最も古いシャトーの一つである。

※1991年(平成3年)の出来事

内閣総理大臣は、自由民主党海部俊樹氏から宮澤喜一氏へ。イラクによるクウェート侵攻をきっかけに、国際連合多国籍軍(連合軍)の派遣を決定し、イラク空爆して始まった湾岸戦争。日本では、東京都庁が新宿に移転し、新東京都庁舎開庁した。「ジュリアナ東京」がオープン。

 

②なぜ、『シャトー・ディケム1991』を選んだのですか?

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シャトー・ディケム

ワインには、渋いとか苦いという、勝手な苦手意識がありました。そして実は、美味しいと思ったこともなかったんです。しかし、この『シャトー・ディケム1991』を飲んで、生まれて初めて”高貴な甘さ”を感じました。

ワインのエレガントな高貴な甘さは、とても心地よくもあり、なんともロマンティックな味。生まれて初めて”もっと飲みたい!”と思いましたし、そして”もっと知りたい!”と思う自分がいて、驚きと感動がありました。

 

③一口目の印象は?

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シャトー・ディケム

生まれて初めて感じた”高貴な甘さ”の蜂蜜色のワイン。一口目は、「何これ!!??」という衝撃だったんです。飲んだ瞬間に体中から「幸せ」を感じたんです。

その瞬間から「ディケム好き!」に切り替わり、ワインの奥深さがだんだんと魅力的に思えてきたんです。それまで赤ワイン・白ワインしか知らなかった中で、突然目の前に「貴腐ワイン」。それからは、素敵なワインに出会うのを楽しみに、どんどんのめり込んでいきました。

 

④ディケムに出会って、人生変わったことや、気付きなどありますか?

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クラッシックカーでプロヴァンスのワイナリー巡り

『シャトー・ディケム1991』がきっかけになり、今では仲間と一緒にクラッシックカーでラリーをしながら、イタリアのプロヴァンスのワイナリーを巡ったりして、搾りたてや発酵3日目のワインを味わう人生に変わりました。

 

⑤シャトー・ディケムに出会う前の田中さんにとってワインとは?

ワインは、苦くて渋くて飲みたくないものでした。以前は、ワインと言えば、甘くしているサングリア(赤ワインに、一口大またはスライスした果物と甘味料を入れ、風味付けとしてブランデーあるいはスパイスを少量加え、一晩寝かしたワイン)しか、飲めませんでした。職場の飲み会では、ワインと言えばサングリアを飲んでいました。

 

⑥今の田中さんにとって、ワインとは?

人生になくてはならないものです。仲間と集まる時、仲間と話すときに必ず必要なものですし、モナコやフランスで生きていく上でワインは欠かせないものです。そして、紅茶と同じでワインの世界も奥が深いので、人生の探究心や知的好奇心をくすぐられ、その違いを遊べるものです。

 

⑦これからワインを愉しむ人に向けて一言

ただ飲むだけではなくて、そのワインの味だけについてだけではなく、味ではないワインの話をみんなですると愉しいと思います。「このワインは苦いね」という味の話ではなく、「こんなシチュエーションで飲んだら美味しくなるだろうね」というような状況を踏まえた話をしながらワインを飲むと、もっと愉しめると思います。

例えば、「こういうレストランにいる感じだよね!」とか、そういう状況を思い浮かべてワインを飲むと、もっと愉しめると思います。

 

あとは、今の姿じゃない未来の姿の話とか。せっかく素敵なオールドヴィンテージワインを愉しむんです。今の自分では手の届かない感覚のワインを飲む感覚を持って、今の自分に合うとか、合わないという話ではなく、このワインに合うならば、こういう自分になっていかないといけないという、今後の未来の話をしていくと、更に愉しくなりますよね。

自分が目指す場所や行くべき場所の話をするのが、とてもいい時間だと思います。ワインと共に、未来の姿の話をしながら一緒に愉しみたいですね。

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人生を愉しむために、もっとワインと愉しみましょ

 

【田中 絢子さんのインタビューを終えて】

「ワインと言えばサングリア」というように、思考を自ら停止していた人生が、一本の『シャトー・ディケム1991』に出会うことで、思考が完全に切り替わり、「美しさ」を追求する人生に変わっていった田中さん。今では、イタリアのワイナリーにクラシックカーで巡って遊んでいるほどワインを人生に取り込んでいます。

なぜ、イタリアのワイナリーをわざわざクラシックカーで巡るのか?暇だからじゃないですよ。そこが美しいからです。美しさを求めるから、ソコへ行くのです。ワインを飲めば人生変わるわけではなく、出会うべきワインと、出会うべきタイミングで、出会うべき仲間とそのワインを愉しむことが必要だということを教えてくれました。

「インタビュアー・WRITING:山下裕司」

 

 

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