福岡天神 オールドヴィンテージワイン会【福岡15会】

【初心者・お一人さま歓迎】「今まで経験したことのないワインの楽しみ方!」とお喜びの声を頂く、歴史ある上質の一本をじっくり味わい愉しむワイン会です。

【私の人生を変えた一本のワインNo.9】シャトー・マルゴー1969

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シャトー・マルゴー1969】

私の人生を変えた一本のワイン

あなたには「人生を変えた一本のワイン」がありますか?大切な人と一緒に記念日に飲むワイン、尊敬する人に薦められたワインなど、あなたにとって特別なワインは何か?

ではなく、、、本当にそのワインがきっかけで人生を変えたワインをインタビューしてご紹介するシリーズ。それぞれの「人生を変えた一本のワイン」をご紹介していきます。

 

本日インタビューしたのは、この方

久保田 美弘さん

「相続・事業承継コーディネーター」Angel Partners 株式会社 代表取締役

 

①久保田さんの人生を変えた一本のワインは、何ですか?

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シャトー・マルゴー1969
※「シャトー・マルゴー 1969」

シャトー・マルゴー(Château Margaux)は、格付け一級で、ボルドー五大シャトーのなかでもエレガントで最も女性的なワインと評され「ワインの女王」と呼ばれる。1855年の格付け当時から五大シャトーの先頭を争う高貴なワインです。

※1969年(昭和44年)の出来事

第62代内閣総理大臣は、自由民主党佐藤栄作氏。「米国による人類初アポロ11号の月面着陸成功。日本で初めてATM(現金自動支払機)を設置。

 

②なぜ、シャトー・マルゴー1969を選ばれたのですか?

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シャトー・マルゴー1969

三年前に、EXPLORERS CLUB 主催のワイン会(東京)に参加しました。ファウンダーであるKATO氏のモナコ公国に所有するワインセラーから、「シャトー・マルゴー1969」を二本持参されたうちの一本でワイン会を開催されました。しかも抜栓を担当することに。

 

私も昔からワインが好きで、ボルドー五大シャトーのワインも飲んできましたが、当時、オールドヴィンテージのワインを抜栓するのは初めてで、47年熟成のコルクは、ソムリエナイフのスクリューを軽く刺すだけで、脆く崩れたりするんです。その瞬間にヤバイ!と思いながらも全く勝手がわからずに抜栓を行いましたが、コルクが途中で折れてしまって、このままだとワイン会の参加者の人たちに、ちゃんとしたワインを提供できないということで、途中交代。

 

その後、EXPLORERS CLUB ファウンダーであるKATO氏が見事に抜栓。そのときに飲んだ『シャトー・マルゴー1969』の味が忘れられないです。抜栓を途中交代という悔しい思いをしましたが、これまでに飲んだワインとは、全然レベルが違うほど抜群に一番美味しかったんです。

シャトー・マルゴー1969を飲んで「オールドヴィンテージを飲まないとボルドーは分からない」というのが、初めて理解できました。今まで飲んできたボルドー五大シャトーは若いワインだったからです。しかも、今回は抜栓からやっているので、少しずつ上がってくるアロマは、抜栓者にしか分からない特権。一生忘れられない、人生を変えた一本になりました。

 

③どのように愉しまれたのですか?

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シャトー・マルゴー1969

そして、今度は一ヶ月後に大阪で「シャトー・マルゴー1969」のワイン会が開催されました。同じ1969年のシャトー・マルゴーなんですが、液面の高さが違うわけです。KATO氏が持参くださった二本のワインは47年間ずっと一緒に過ごしてきたわけではないんだと思います。長くそれぞれの道をたどって日本に来たわけです。

 

私は同じ「シャトー・マルゴー1969」のワイン会に参加しましたが、東京と大阪で一緒に飲むメンバーも変われば、場所もシチュエーションも当然変わりますので、味も当然違いました。一緒の部分はたくさんありましたが、僕の中での位置づけが大きく違います。東京で抜栓を途中交代した苦い思い出が残る一本目と、マルゴーのあるべき姿を知っている、大阪での二本目。

 

そのときに参加者の何人かのワインを飲んだ後のコメントが、強烈に頭に残っているんです。例えば、マルゴーといえば「失楽園」ということで大学教授が失楽園の本を朗読したり、ドクター(医師)が手術の時の”血”に例えてマルゴーを表現したり、こういったシチュエーションで飲みたいなど、個性的な表現が強烈に残っています。

 

④マルゴーに出会う前の久保田さんにとって、ワインとは?

昔は、ただのワイン好きでした。といっても、「どのお酒を飲みますか?」といわれたら、ビールよりはワインを選択する程度で、知識が詳しいというわけではありません。いくつかの選択肢の一つでした。

 

⑤「シャトー・マルゴー 1969」に出会って、ワインとは何ですか?

今は、ワインのセレクト次第で、その場の空気が変わる。そんな大きな存在だと思います。その場の価値を最大限に上げるために、「その空間にどういうワインを連れてくるべきか?」など、表現方法の一つですね。

 

例えば、両陛下ご主催されたトランプ米大統領夫妻を招いての「宮中晩餐会」のワイン選びというのは、主催者側の方はお招きした人を、もの凄いリサーチをして、その人に対して「このワインを選びました」というメッセージとしてセレクトするわけです。

 

これは、僕ら民間レベルでもできる演出です。どういう会にする目的で、参加メンバーの顔ぶれを見て、どのワインをセレクトするか?そしてどういう一言を添えて登場させるかで、その場の価値を上げられるし、セレクトした人の見え方も変わってくる。これがワインの持っている力だと思うんです。

 

宮中晩餐会については『両陛下ご主催、トランプ米大統領夫妻を招き「宮中晩餐会」』を参照下さい。

 

シャトー・マルゴー 1969を異性に例えると? 

マルゴーは基本的に女性らしいワインですが、僕の中でシャトー・マルゴーは「マダム・マルゴー」です。その時のヴィンテージ、保存状態、抜栓時間、温度、参加者によって変わっていくんです。素晴らしい保存状態のマルゴーもあれば、会場によってはあまりよろしくない状態のときもある。ご機嫌斜めのマダム・マルゴーになってる事もあるわけです。もちろん、それも愉しむんですけどね。

 

⑦これからワインを愉しむ人に向けて一言

しっかりワインを調べて、当日を迎えると愉しめます。事前に調べてワインを飲むのと、何にも調べずイキナリ飲むのとでは、残り方が全く変わります。調べれば調べるほど、当日が愉しみになるし、不思議と美味しくなるんです。

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シャトー・マルゴー1969

 

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