福岡天神 オールドヴィンテージワイン会【福岡15会】

【初心者・お一人さま歓迎】「今まで経験したことのないワインの楽しみ方!」とお喜びの声を頂く、歴史ある上質の一本をじっくり味わい愉しむワイン会です。

【私の人生を変えた一本のワインNo.17】カロン・セギュール2000

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カロン・セギュール2000】

私の人生を変えた一本のワイン

あなたには「人生を変えた一本のワイン」がありますか?大切な人と一緒に記念日に飲むワイン、尊敬する人に薦められたワインなど、あなたにとって特別なワインは何か?

ではなく、、、本当にそのワインがきっかけで人生を変えたワインをインタビューしてご紹介するシリーズ。それぞれの「人生を変えた一本のワイン」をご紹介していきます。

 

本日インタビューしたのは、この方

小川 祐美子さん

  • ウェディングドレスコーディネーター
  • ブライダルレッスン講師

 

①小川さんの人生を変えた一本のワインは、何ですか?

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カロン・セギュール2000

EXPLORERS CLUB ランニング部主催のワイン会で飲んだ『カロン・セギュール2000』19年前のワインです。

カロン・セギュールとは?

「サン・テステフのシャトー・マルゴー」と例えられ、常に格付け以上の人気を誇る実力派シャトー。18世紀に、当時カロン・セギュールと共に、ラフィットやラトゥールを所有していたニコラ=アレクサンドル・ド・セギュール侯爵が「われラフィットをつくりしが、わが心カロンにあり」と、その思いをハートのラベルに込めたことはあまりにも有名。

※2000年(平成12年)の出来事

日本の内閣総理大臣は、自由民主党小渕恵三氏から森喜朗氏へ。シドニーオリンピックが開催され、高橋尚子が五輪女子マラソンで金メダル獲得。白川英樹名誉教授がノーベル化学賞を受賞。新紙幣2000円札発行。イチロー選手が野手として日本人初の大リーガー(シアトル・マリナーズ)となる。

 

②なぜ、人生を変えた一本のワインに選んだのでしょうか?

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カロン・セギュール抜栓

私はワインというか、お酒がほとんど飲めなかったんです。ワインは後から具合が悪くなったり、赤ワインは特に渋く、全然飲める気がしなくて、ワイン飲むというのは人生の選択肢にはなかったんです。

 

でも、この「カロン・セギュール2000」は、人生で初めて抜栓したワインなんです。本来、男性が抜栓なのですが、たまたま男性が腱鞘炎で腕が使えないということで、「抜栓させて欲しい」と一番に手を挙げて、抜栓させて頂きました。

しかし、抜栓なんてしたことないし、すごい貴重なワインだし、本来男性がやるべきものっていう風に言われる中で、抜栓を任されるってことは失敗できないじゃないですか。なので、いつも行く仲良しのご飯屋さんで、お店のワインで抜栓の練習をさせてもらいました。

 

私が、ワインをきちんと愉しもうと思ったのは、この「カロン・セギュール2000」が、きっかけです。今、私を知っている周りの人達からすると、「祐美子が赤ワインを飲んでるんですけど???」というのが、すごい衝撃的な事なんです。間違いなく人生変わりましたね。

こうやって、一本の「カロン・セギュール2000」に対して、みんなで、エチケットのハートが可愛いとか、どんな意味なんだろう?とか話をしながら、何も食べずに一本のワインだけを愉しむというのが、初めてで衝撃でした。想像すらできませんでした。

だから、人生を変えた一本のワインに選びました。

 

③どんな抜栓だったんですか?

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カロン・セギュール2000

まだ若いワインだからか、コルクにはカビは生えてない状態でした。抜栓の時はソムリエナイフのスクリューをグリグリ差し込んでいくのですが、とにかく気持ちを込めて真っ直ぐ差し込んでいくことを意識しました。「カロン・セギュール2000」は、若いワインなので、オールドビンテージワインほどコルクは脆くなってはなく、しっかりとスクリューを奥まで入れることができました。

コルクを引き抜くときは、思ったよりもスムーズに引き上げられました。グググッと力を入れて折らないように、気持ちの中で真っ直ぐ!!!と意思しながら、引き上げてたら結構スムーズに抜栓することができました。

 

 

④どんな香りでしたか?

実は私、抜栓のときのアロマの香りをかげなかったんです。というのも緊張しすぎて、とにかく絶対みんなにいい状態で飲ませなくっちゃと思って、抜栓の方に集中してしまって。ただ周りの参加者からは、「あ!香りが出てきたー」とか、聞けてたので良かったんですが、とにかくこれ折れたら絶対ダメという、気持ちが先走っていて、抜栓中の香りはあんまり感じれなかったんです。

それをようやく開けれたっていうところで、いきなりお花の香りがしたっていう感じがしました。

 

カロン・セギュール2000」は、ちょっと樽の香りもして、濃厚っていう言葉とはちょっと違う感じがしました。花束のような、今まで眠っていた、静かにしていたところから、外気に触れて、いきなりこう「咲いていいんですね!!」っていう、なんかそんな感じの「元気の良さ」っていう感じが、すごい香ってきたという感じでした。

カロン・セギュール2000」は、年齢でいうと、まだ19歳です。熟成したユリとかそういう香りではなく、若々しくパッとお花が咲いたような、感じの香りでしたね。

 

⑤一口目は、どんな印象でしたか?

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カロン・セギュール

一口飲んだ私の感想としては、やっぱり樽の香りもあったんですけど、全然渋みがなかったです。さらっと飲めてびっくりしました。今まで飲んできた赤ワインと「全く違う!」と思ったのと、あとは口の中に香りがいつまでもいて、全然抜けなかったんです。

そして、時間が経つにつれ、樽の香りは薄くなってきたんですが、すごく口当たりが柔らかくなってきました。カロン・セギュールは、調べてみるとカシスやブラックチェリーの風味があると、ワインのwebサイトには書いてあるんです。でも実際に飲んでみると、カシスやブラックチェリーの風味というよりも、華やかで柔らかいという印象です。

オールドヴィンテージワインは、時間が経つにつれ、味や香りが変わってくるもので、その変化「も」愉しむ。だから、飲まないで待たせるというのも意味があるんです。そんな事も教えて頂いた「カロン・セギュール2000」です。

 

カロン・セギュールを飲んで、人生どのように変わりましたか?

まず何が変わったかというと、知り合いのBARに行ったときに、フランスワインの話ができるようになりました。「ボルドー五大シャトーで○○というワインがあって、、、」という、まるで以前の私からは全く想像もつかなかったであろうことで、会話が愉しめる自分になりました。

これは、自分にとっても発見ですし、どこにお食事に行ってもワインと愉しみたいと思えるようになりました。ホントに人生変わりましたね。私を昔から知ってる人達は、ほんとにすごいビックリしています。未だに「赤ワインとか飲めましたっけ?」と言われます(笑)

 

カロン・セギュールに出会う前の小川さんにとってワインとは?

ワインは、他人が飲んでいるもので、私には全く縁がないものでした。私は、ワインの美味しいお店に行ってるのに、そこに日本酒があれば日本酒を飲んでいる人でした。

 

⑧今の小川さんにとって、ワインとは?

必ず外でのお食事の時には頼むものですね。お食事の時には、なくてはならないものです。「ワインが飲みたい」というものになりました。「カロン・セギュール2000」というワインを飲んで、ワインの概念が変わりました。

私は、ワインとは「飲んだら後から具合が悪くなる飲み物」でしたが、仲間との会話を愉しむためのコミュニケーションツールであり、仲間と一緒にいるときは、常に横にあるものになりました。

 

⑨これからワインを愉しむ人に向けて一言

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カロン・セギュール エチケット

なんか難しいことを考えたり、人に合わせて「みんなが飲むのなら飲む」というのではなく、ワインの歴史があったり、作り方にもその理由があったり、作り手さんの想いなどが、すごい出る飲み物だと思います。このワインは、どんな土地で、いつごろ作られてて、どんな時に作られた。というのを調べたから、私は深くワインが好きになったので、ワインについて調べることをお勧めします。

 

そしてカロン・セギュールは、エチケットがハートなんです。たくさんのシャトーをお持ちのカロンセギュール侯爵が、ご婦人のために作られたワインのエチケットがハートって、すごい愛を感じますよね。そんな意味があったんだと、このワインに想いを馳せながら、仲間と一緒に飲むと、味わい方が大きく変わりますね。

「楽しく飲む」だけで終わらせるのではなく、何事も意味を知って、意味をつけて、飲むのも愉しむ。わざわざ愉しむということに意味があると思います。

 

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